直木賞に静岡・島田市生まれ永井紗耶子さん 地元の書店に早くも反響

19日、直木賞に静岡・島田市生まれの永井紗耶子さんの「木挽町のあだ討ち」が選ばれ、島田市の書店には早速反響が起きています。

直木賞に決まった永井紗耶子さんは、島田市生まれの46歳です。受賞作「木挽町のあだ討ち」は、江戸を舞台に、雪が降る夜、芝居小屋のそばで起きた仇討ちをめぐる時代小説です。

(直木賞受賞 永井紗耶子さん)

「歌舞伎にひかれるきっかけになったのが、島田市の帯祭りのおはやしの音だった。自分のルーツがある場所とゆかりのある作品が書けて良かった」

今回の受賞を受け、デビュー当時から永井さんを応援をしてきた島田市内の書店では、8冊あった受賞作が、開店から約1時間で売り切れたということです。

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