静岡の夏の風物詩「安倍川花火大会」がいよいよ、22日、開催されます。大迫力の花火に加え、ことしはなんと、ディズニーのドローンショーも開催され、期待が高まっています。
2023年で70回目の節目を迎える「安倍川花火大会」。県内からはもちろん、全国からも多くの来場者が集う、夏の一大イベントです。台風や新型コロナなどの影響で、4年にわたり中止が続いていましたが、去年、規模を縮小するなどし、5年ぶりに開催されました。ことしは、ついにコロナ禍前の規模に戻るとあって、去年の35万人を上回る来場者が見込まれています。
花火の打ち上げ時間は、午後7時50分から午後9時までで、約1万5000発を打ち上げます。
大会を明日に控え、きょう、会場となる安倍川の河川敷では、関係者らによって着々と準備が進められていました。
（安倍川花火大会本部 瀧田芳則 実行委員長）
「たくさんの人に勇気を与えられると思う、これからも一生懸命がんばろうという気持ちで観覧して帰ってもらえれば、もう言うことはない」
例年にも増して、混雑が予想されている今回、大会本部には、1日に130件を超える問い合わせの電話があるといいます。それにはワケがありました。
東京ディズニーリゾートの40周年を記念して、ドローンショーが開催されるのです。そのイメージはこちら。会場となる河川敷の上空に光を放つ、約700機のドローンが舞い上がり、人気のキャラクターたちが描き出されます。
こちらは、花火の打ち上げ時間より前の、午後7時30分から、約15分にわたり開催されるということです。そんなスペシャルな大会とあって、市民らの期待も高まっています。
（市民）
「すごく楽しみです、この子も初めての花火なので」
（市民）
「ことしはドローンも来るようなので、ありがたいです」「楽しみも増えてきて、仕事も頑張れますね」
静岡の夏を彩る、安倍川花火大会。熱中症対策を万全にして、楽しんでみてはいかがでしょうか。
