日大山形、2年ぶりV 全国高校野球山形大会

2年ぶり19度目の優勝を果たし、喜びに沸く日大山形の選手たち=中山町・ヤマリョースタジアム山形

 第105回全国高校野球選手権記念山形大会は23日、中山町のヤマリョースタジアム山形(県野球場)で決勝が行われ、日大山形が山形中央に6―4で逆転勝ちし、2年ぶり19度目の栄冠をつかんだ。  両校による決勝カードは2017年の第99回大会以来、3度目。日大は2点を追う七回に代打の小野彰太郎が同点打、7番高橋直叶が逆転打をそれぞれ中前に運ぶなど、打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い、主導権を握った。直後に1点を失ったが、エース菅井颯が粘り強く投げ抜き、山中央の反撃を断ち切った。

 日大は兵庫県の甲子園球場で8月6日に開幕する全国大会に本県代表として出場する。

〈日大山形―山形中央〉7回表日大2死満塁、代打小野彰太郎が中前2点適時打を放ち3―3とする=中山町・ヤマリョースタジアム山形(撮影・堀川貴志)
〈日大山形―山形中央〉粘り強く相手打線を抑えた日大のエース菅井颯
〈日大山形―山形中央〉6回裏山中央1死、7番石垣吏穏がレフトスタンドに本塁打を放ち3―1とする=中山町・ヤマリョースタジム山形
〈日大山形―山形中央〉7回表、同点にされた後の2死満塁のピンチ、マウンドに集まる山中央の選手=中山町・ヤマリョースタジアム山形
選手に声援を送る日大山形の応援団=中山町・ヤマリョースタジアム山形

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