バイエルンが異例の長期契約? 30歳迎えるケインに4年か5年の契約を準備か

[写真:Getty Images]

トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(29)の獲得を目指しているバイエルン。その熱は高まる一方のようだ。

去就が注目される選手の1人であるトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(29)は、複数クラブからの関心が寄せられている。

当初から獲得を望んでいたのはマンチェスター・ユナイテッド。さらに、ドイツの絶対王者であるバイエルン、フランスの絶対王者であるパリ・サンジェルマン(PSG)も獲得を望んでいる。

バイエルンへの移籍に気持ちが向いているともされるケインだが、クラブ間の合意には至っていない状況。ただ、バイエルンは2度のオファーが拒否されたものの、3度目のオファーを出す予定だという。

そのバイエルンだが、ドイツ『Sport Bild』によれば容器契約を予定しているとのこと。4年、あるいは5年契約をケインに提示するという。

28日に30歳を迎えるケインにとっては、この上ない契約。バイエルンは、30代の選手に対して1年契約しか提示しないスタンスを守っており、これはGKマヌエル・ノイアーやFWトーマス・ミュラーでも例外ではなかった。新契約のため、同じケースではないが、それほどバイエルンがケインを熱望しているということの表れともいえる。

また、サラリーの面でもクラブ内での最高額になる見込み。昨夏リバプールから加入したセネガル代表FWサディオ・マネが受け取っている2000万ユーロ(約31億5000万円)は超えるとみられている。

トッテナムを指揮するアンジェ・ポステコグルー監督も、ケインの去就は早く決着をつけたいと考えており、現在はアジアツアー中だが「あまり長期化させたくない。それは誰にとっても良いことではないと思う。ハリーにとっても、クラブにとっても良くない」とした。

バイエルンは幹部がダニエル・レヴィ会長と直接交渉するためにロンドンを訪れているとのこと。果たして決着はつくだろうか。

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