水遊び「気持ちいい」 茨城県内猛暑日、古河38.6度

水のカーテンで楽しむ子どもたち=ひたちなか市馬渡

茨城県内は26日、高気圧に覆われて朝から気温が上昇し、各地で猛暑日となった。水戸地方気象台によると、古河市で38.6度、大子町で38.0度など全14観測地点のうち11地点で35度以上を観測。同市など6地点で今年最高気温を更新した。

国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)の「水遊び広場」では、大勢の子どもたちが、水の中で鬼ごっこをしたり、潜ったりしながら暑さをしのいでいた。

水戸市の大嶋令圭さん(33)は「子どもたちには、今までコロナで我慢した分、今年の夏は思いっきり遊んでほしい」と話した。娘の心玲さん(8)は「冷たくて気持ち良かった」と笑顔を見せた。

県防災・危機管理課によると、同日午後9時現在、熱中症とみられる症状で、3~92歳の男女36人が救急搬送された。重症1人、中等症16人、軽症19人だった。

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