「悪ふざけだった」 宇都宮のラーメン店、迷惑行為動画の容疑者供述

栃木県警本部

 ラーメン店で卓上調味料のにんにくを口に入れ容器に戻す様子を動画撮影し、交流サイト(SNS)に投稿したとして、威力業務妨害の疑いで逮捕された益子町、風俗店店長の男(31)が県警の調べに、「単なるいたずら、悪ふざけだった」などと供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑で逮捕された上三川町、自称飲食店従業員の男(22)が動画を撮り始め、風俗店店長の男が笑わせようとして、にんにくを自分の口に入れたとみられる。

 逮捕容疑は、宇都宮市長岡町の「ラーメン山岡家宇都宮長岡店」で、風俗店店長の男が容器に入ったおろしにんにくをスプーンごと口に入れてから吐き出して容器に戻し、その様子を自称飲食店従業員の男が撮影して動画を投稿し、業務を妨害した疑い。

© 株式会社下野新聞社