バルセロナのラングレにアル・ナスル移籍の可能性が浮上

写真:サウジ行きが報じられるラングレ

元フランス代表DFクレマン・ラングレはバルセロナとの契約を2026年まで残しているものの、シャビ監督の構想外となっている。クラブは今夏での売却を望んでおり、現在、アル・ナスルと交渉中であるとスペイン『Mundo Deportivo』電子版が報じている。

ラングレは2018年にセビージャからバルセロナに加入すると、その後の4シーズンで公式戦通算160試合に出場した。しかし、ロナルド・アラウホやエリック・ガルシアの台頭もあり序列が下がり、昨シーズンはトッテナムにレンタルへ出ていた。

昨シーズン終了後にはレンタル期間延長の可能性も報じられていたが、ここにきてサウジ・プロフェッショナルリーグへの加入が報じられている。

サウジアラビアの各チームは派手な補強でこの夏の移籍市場を賑わせているが、バルセロナ側はこの移籍に関してアル・ナスルからの高額な移籍金は期待していない。2026年まで契約が残るラングレを放出し、給与の総額を減らすことを優先しているようだ。

交渉の進展は、ラングレに欧州トップリーグ以外でプレーする意思があるかどうか、そしてアル・ナスルがどれだけの待遇を用意できるかに懸かっているだろう。

アル・ナスルは昨シーズン途中にクリスティアーノ・ロナウドを獲得し、今夏にはサディオ・マネやマルセロ・ブロゾヴィッチが加入し大きな話題となった。ラングレもその一員に加わることになるのだろうか。

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