サンフレッチェ広島 期待の新FW・加藤陸次樹 6試合ぶりの勝利を目指した18位湘南戦

明治安田生命J1リーグ第22節。サンフレッチェ広島にとって3週間ぶりの公式戦は、最下位の湘南との試合でした。

5試合も勝利から遠ざかり、8位まで順位が下がったサンフレッチェ。中断期間中に背番号10・森島司 の移籍というさみしいニュースも飛び込んできましたが、5日は、新たに加入したFW・加藤陸次樹 が、初出場を果たしました。

前半31分。フリーキックのチャンス。ピンポイントでしたが、荒木隼人 のヘディングはキーパーが触れ、枠の外へ。前半を0対0で折り返します。

後半の立ち上がり。今のサンフレッチェを象徴する展開が待っていました。左サイド・川村拓夢 のクロスに 加藤陸次樹 もわずかに合わず…。

その後も右サイドで 中野就斗 が粘り、攻撃を続けますが、「すばらしいチャンスを作ったが、逃してしまった」と悔やんだスキッベ監督。

クリアされると、15試合勝ちがなく最下位に沈む湘南にカウンター気味にパスをつながれます。とれそうでとれないボール。そして、そのまま豪快なシュートを決められ、先制を許してしまいます。

追う展開となった中、注目の新加入・加藤陸次樹 がミドルシュート。さらに加藤はアディショナルタイムにもヘディングでゴールに迫りますが、キーパーがファインセーブ。チームとして計13本のシュートが実らず、敗れたサンフレッチェ。13日(日)のホーム、レッズ戦で7試合ぶりの勝利を目指します。

© 株式会社中国放送