欧州のフットボールシーンで静かに存在感を高めつつある、日本の老舗スポーツブランドMizuno(ミズノ(株))。
2022-23シーズンはイタリアやドイツの1部リーグクラブと契約し、2000年代初頭以来となる欧州サッカー界への“再参入”を本格化させている。
ここでは、23-24シーズンにMizunoのユニフォームを着る欧州の7チームをご紹介しよう。
アウクスブルク
アウクスブルク 2023-24 Mizuno ホーム(白) アウェイ(黒) ユニフォーム
今年7月にアーミニア・ビーレフェルトから奥川雅也を獲得したドイツ1部のアウクスブルク。昨年11月に2022-23シーズン限りでのNikeとのサプライヤー契約終了と、新たにMizunoとのパートナーシップ締結を発表していた。
デザインはどちらもホームスタジアム「WWKアレナ」の外観で、ホームユニフォームは昼間の姿を、アウェイユニフォームは様々な色に光り輝く夜間の姿を表現したもの。
ズュートティロール
ズュートティロール 2023-24 Mizuno ホーム ユニフォーム
Mizunoとの契約が4季目を迎えたイタリア2部のズュートティロール。過去の歴史の影響によりホームタウンはドイツ語も併用される地域で、イタリアでは珍しいドイツ語のクラブ名を持つ。
2022-23シーズンのセリエBを6位で終えて昇格プレーオフに進出するも、残念ながら準決勝でバーリに敗れている。
ポルティモネンセ
ポルティモネンセ 2023-24 Mizuno ホーム(上) ゴールキーパー ユニフォーム
現在はGK中村航輔が所属するポルトガル1部のポルティモネンセ。Mizunoは2014-15シーズンからのパートナーだが、23-24シーズンは大きな出来事が起こった。なんと7年ぶりに新作のホームユニフォームが登場したのだ。
16-17シーズン以降、胸スポンサー以外ほとんど変わらないホームユニフォームを着続けることで、ポルティモネンセは海外のユニフォームファンの間でも有名だった。
ボーフム
ボーフム 2023-24 Mizuno ホーム(紺) アウェイ(白) ユニフォーム
浅野拓磨が所属するドイツ1部のボーフムはMizunoとのパートナーシップが2年目を迎えた。
ホームユニフォームは斜めストライプで週末になるとサポーターが列をなす“スタジアムまでの道”を、アウェイユニフォームはスタジアムの四隅にそびえ立つ照明塔や屋根などの外観をそれぞれ表現したもの。
ハンザ・ロストック
ハンザ・ロストック 2023-24 Mizuno ホーム(青) アウェイ(白) ユニフォーム
ドイツ2部のハンザ・ロストックは12シーズンに及んだNikeとの契約が終了し、今季初めてMizunoとパートナーシップを締結した。胸スポンサー「28 BLACK」はルクセンブルクのエナジードリンク・ブランド。
クラシックなスタイルのホームユニフォームは、少し明るめのブルーとホワイトの組み合わせがロストックらしいデザイン。ブルーの斜めストライプを走らせるアウェイユニフォームも現代的なデザインがファンに好評だ。
ラツィオ
ラツィオ 2023-24 Mizuno ホーム(青) アウェイ(紺) ユニフォーム
鎌田大地を獲得したイタリア1部のラツィオは2023-24シーズンがMizunoとのパートナー2年目。昨季はセリエAを2位と素晴らし成績を残し、今季はUEFAチャンピオンズリーグに出場する。
今季は1973-74シーズンのセリエA初優勝から50周年となることから、23-24モデルは背面に“50 Anniversario”をレタリング。ホームユニフォームは前面にエンブレムの鷲をエンボスで描く。アウェイユニフォームは洗練された色・デザインが美しい。
アウローラ・プロ・パトリア
アウローラ・プロ・パトリア 2023-24 Mizuno ホーム(青白) アウェイ(赤) サード(黒) ユニフォーム
現在はセリエCで戦うアウローラ・プロ・パトリア。近年はMacronやGivovaなどイタリアのブランドとの契約が続いていたが、今季は史上初めてMizunoとパートナーシップを結んだ。
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2009年に財政難から破産し改名して再スタートするなど荒波を乗り越えてきたクラブ。セリエCやセリエDが主戦場だが、実はセリエAが現在のような全国リーグとなった1929-30シーズンのオリジナルメンバーという、由緒ある歴史を持つクラブである。
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