ペップが中盤のさらなる補強を希望。ブラジル代表MFに関心を示す

写真:ペップから関心を寄せられるパケタ

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ウェストハムに所属するブラジル代表MFルーカス・パケタの獲得を望んでいるようだ。ブラジルメディア『グローボ』やイギリス『BBC』電子版など、複数のメディアが伝えている。

パケタは昨夏、リヨンからウェストハムに5年契約で加入した。移籍金5300万ポンド(約96億7070万円)はウェストハムにとってのクラブ史上最高記録で、2022-23シーズンは公式戦通算41試合5ゴールの成績を残し、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ優勝にも貢献した。

こうした活躍がグアルディオラの目に留まったことを受け、マンチェスター・シティはウェストハムに対し、移籍金7000万ポンド(約127億6870万円)でのオファーを準備しているという。

マンチェスター・シティではドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがバルセロナに、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズがサウジアラビアのアル・アハリに移籍。チェルシーからクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチを獲得しているが、中盤から前線にかけてさらに戦力を補強する必要が生じており、パケタをリストアップしたようだ。

ただ、ウェストハムはイングランド代表MFデクラン・ライスを1億500万ポンド(約191億5480万円)という高額の移籍金でアーセナルに放出しており、さらにパケタまで引き抜かれると戦力ダウンは避けられない状況となるため、今のところ放出には難色を示している。

ウェストハムではわずか1シーズンしかプレーしておらず、契約があと4年間残っていることも鑑みると、ウェストハムを納得させるには7000万ポンドを上回る提示する必要がありそうだ。

パケタの獲得に成功した場合、グアルディオラ監督は彼をインサイドハーフで起用し、ポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァを右ウイングで起用することになるかもしれないと『BBC』電子版は報じている。

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