アルゼンチン1部の名門ボカ・ジュニオルスとキットサプライヤーのadidasは18日、2023-24シーズンで着用する新ホームユニフォームを発表した。
この新ユニフォームは発表当日に行われたアルゼンチン国内のカップ戦から使用を開始している。
Boca Juniors 2023-24 adidas Home
ボカ・ジュニオルス 2023-24 adidas ホーム ユニフォーム
23-24新ホームユニフォームは、幾つかのパターンを組み合せたパッチワークのようなデザインが特徴的。これはホームタウン「ラ・ボカ地区」とのつながりを表現したもの。
全体に細かな水平ストライプを落とし込むスタイルがユニークで、ボカにしては異色のデザインが登場した。
背面首元にはクラブの愛称“XENEIZE”をレタリング。これはジェノヴァ人を意味するスペイン語で、クラブがジェノヴァ出身のイタリア人移民によって結成されたことに由来する。
パンツはシンプルなブルーだが、ソックスはシャツと同じで細かな水平ストライプのグラフィックを採用。
街とのつながりを強調したデザインに異色の水平ストライプの持つ意味とは何なのか。クラブ側は明かしていないが、ラ・ボカ地区の“街並み”を眺めてみるとその正体が見えてくる。
首都ブエノスアイレス特別区の南東部に位置するラ・ボカ地区。ホームスタジアムして聖地「ラ・ボンボネーラ」があり、カラフルに塗装された建物が並ぶことでも有名な地区だ。
シャツ全体を覆う細かな水平ストライプの正体は、おそらくこの地区の建物の多くで見られる外観を表現したと思われる。パッチワークのような模様もカラフルな塗装をイメージしたものだろう。
前述の通りこの新ユニフォームは18日に行われたカップ戦「コパ・デ・ラ・リーガ・プロフェッショナル2023」のプラテンセ戦でデビュー。7月に加入したばかりのエディンソン・カバーニは、このユニフォームを着てゴールを記録している。
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世界的な名門でありながら昨季は胸スポンサーが付かなかったが、6月に新スポンサーが「betsson」に決定。ただしオンラインギャンブル系企業のため、SNS上では一部のファンから少々微妙な反応も見られる。
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