花巻発着下期ダイヤ、札幌線1日2往復に減便 日本航空とFDA発表

 日本航空とフジドリームエアラインズ(FDA)は22日、花巻空港発着便の下期(10月29日~2024年3月30日)の運航ダイヤを発表した。札幌は1日2往復となり、現行より1往復減る。

 札幌は22年5月から1日3往復6便を維持してきたが、燃料費の高騰や新型コロナウイルス禍からの乗客の回復が緩やかなことなどを総合的に判断したとみられる。県によると、4~7月の利用率は56.2%で22年同期比14.3ポイント増。ただ19年同期比は64.5%で、コロナ禍前の水準には届いていない。

 その他の路線は、名古屋が3往復。需要の動向を踏まえ、22年度から下期を上期より1往復減らしている。大阪4往復、神戸と福岡が1往復は現行と変わらない。4~7月の利用率は名古屋60.3%、大阪61.1%、神戸58.9%、福岡62.5%。

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