経済産業省が8月23日に発表した21日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より1円80銭高い183円70銭だった。値上がりは14週連続。政府が価格抑制のための補助を段階的に縮小していることが響き、15年ぶりの高値が続いている。福井県は前週比3円高い187円20銭となり、記録が残る2004年以降の最高値を更新した。これまでの最高値は08年8月の185円90銭。ハイオクも3円値上がりし198円40銭の最高値となった。政府、与党は家計の負担軽減に向け、月内に対応策を取りまとめる方針だ。
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原油相場の上昇も背景に、全国平均は比較可能な1990年以降の最高値185円10銭（2008年8月）に迫る状況となった。調査した石油情報センターの担当者は「来週も円安や補助の縮小で値上がりする見通しだ」と話した。
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