エンブレムが消失?!エヴァートン、胸に「アイコン」の新サードユニを発表 背面に“懐かしロゴ”復活

プレミアリーグのエヴァートンとキットサプライヤーのhummelは30日、2023-24シーズンの新サードユニフォームを発表した。

このユニフォームからは通常のエンブレムが消え、代わりに街の象徴のアイコンを装着している。

Everton 2023-24 hummel Third

エヴァートン 2023-24 hummel サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームは、濃淡グレーを基調にhummelの象徴的なツートーンのピンストライプを採用。

このピンストライプはデンマーク代表が1986年のメキシコW杯で着用して有名となったデザインで、hummelの創業100周年に合わせた特別コラボのような意味合いを持つ。

パンツとソックスにもグレーを採用し、サードユニフォームは全身グレーのキットに。

今回のデザインにはhummelのピンストライプ柄の他に、胸のアイコンと背面首元の“EFC”という2つのポイントに注目が集まる。とりわけ胸のアイコンはクラブにとって重要な“象徴”を模ったものだ。

エヴァートンは歴代のエンブレムに、ルパート王子の塔とも呼ばれる「エヴァートン・ロックアップ」を描いてきた。今回左胸に付けるのは、それをアイコン化したものだ。

「エヴァートン・ロックアップ」は1787年に作られた留置場のような建物で、街の象徴として今も大切に保存。クラブ側も保存活動に積極的に関与している。

もう一つのポイントである背面の“EFC”だが、これは1972年から76年までユニフォームの左胸にエンブレムとして付けられていたもの。今回のユニフォームは80年代風シャツに70年代エンブレムを配したレトロなデザインとなっている。

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レトロスタイルの23-24新サードユニフォームは、クラブ公式オンラインストア他で販売中。

チームは2日に行われるプレミアリーグ第4節で、シェフィールド・ユナイテッドと敵地で対戦する。

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