シートベルト着用の大切さ 子どもたちが学ぶ JAFとマツダが交通安全教室

シートベルト着用の大切さを学んでもらおうと、5日、広島市の小学校で交通安全教室が開かれました。

JAF広島支部とマツダの共同で開かれた交通安全教室には、広島市立亀崎小学校の児童30人が参加しました。

まず、子どもたちは、シートベルトを着用していなかったら事故が起きたとき、車外に投げ出される危険性の説明を受けました。

さらに、時速5キロで車が衝突したときの衝撃を体験できる装置も用意されていました。子どもたちは実際に衝撃を体験することで、シートベルト着用の大切さを学びました。

参加した小学生
「家の車で時速約40キロくらい出しているが、(体験した)衝撃の8倍くらいと考えたらどうなるか分からず、ぞっとしました」

JAF広島支部 西原大介 さん
「スピードが出ると衝撃が強くなるのでシートベルトをしてもらいたい」

県警によりますと、ことしはこれまでに県内の交通事故で51人が亡くなっていて、去年の同じ時期と比べて5人多いということです。

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