シンボル “翼” も完成へ 新サッカースタジアム 日本代表戦も調整 推進会議メンバーが視察 広島

建設が進む新しいサッカースタジアムを、知事や広島市長など建設推進会議のメンバーが視察しました。シンボルとなる大屋根の工事もまもなく完了する予定です。

小林康秀 キャスター
「スタジアムを進んできますと、けっこう工事が進んでいるようですね。1階席メインスタンドのバルコニーに建設推進会議のメンバーが姿を現わしました」

スタジアムの工事現場を訪れたのは、湯崎知事や広島市の松井市長、広島商工会議所の池田会頭やサンフレッチェの久保会長など、2019年に設置された建設推進会議のメンバー。5人そろって現場を視察するのは初めてのことです。

小林康秀 キャスター
「まずは東側のスタンドをご覧ください。一番上の階の座席ですが、9割がた設置が終わっているようです。そして、北側に目を向けますと、縦9メートル・横32メートルのメインビジョンの設置が終わっています。一番上にはエディオンピースウイングと名前が入っていますね。そして、メインスタンド、こちらも最上階、座席の設置がまもなく完了するという感じで、南側サンフレッチェのサポーターズシートの工事が本格的に行なわれているところです」

メインビジョンは国立競技場と同じ大きさで、国内最大級です。スタジアムのシンボルとなる大屋根の工事は今月半ばで完了する段階になりました。また11月までにはピッチの芝張りも終える予定です。スタジアム本体工事の進ちょく率は8割まで進んでいるということです。

広島市 松井一実 市長
「ご協力をいただいた現われで、直接見ることができて感慨ひとしお」

広島県 湯崎英彦 知事
「具体的に見えてきて、わくわくする。すばらしいものができつつあるなと感じた」

広島商工会議所 池田晃治 会頭
「みんなが待ち望んだ街中スタジアム。計画通り完成・引き渡しオープンすることを期待している」

県サッカー協会は、開業する来年はオープニングイベントやワールドカップ予選などの日本代表戦を開催できるよう、日本サッカー協会と調整していることを明らかにしました。

エディオンピースウイング広島は12月に完成し、来年2月に開業する予定です。

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