金沢市内のホテルで、昼食後のひとときに洋菓子を楽しむ「アフタヌーンティー」の売れ行きが好調となっている。猛暑の影響で、スイーツを食べながら、家族や友人とホテルで涼しく過ごす人が多い。写真映えする盛り付けとともに、気軽にホテルの味を楽しめる点が人気を集めている。
ANAクラウンプラザホテル金沢とホテル日航金沢では、8月の注文件数が前年同月を2割上回った。豊富な種類の洋菓子を4千~5千円台で楽しめる「プチぜいたく」の需要は拡大傾向にあり、ANAクラウンプラザホテル金沢の担当者は「秋はハロウィーンを題材にしたスイーツセットで、さらに売り上げを伸ばしたい」と話した。
●金沢ニューグランド販売開始
金沢ニューグランドホテルは6日までに、12階のレストランでアフタヌーンティーの販売を始めた。地産地消をテーマに、金沢市大野地区のしょうゆを使ったフランスの菓子「フロランタン」や五郎島金時のスイートポテトを用意した。