今季初のインフルエンザ学級閉鎖 広島市と福山市で 県はインフルエンザ注意報発令

広島市は7日、インフルエンザとみられる症状で、市内の小学校が学級閉鎖になったと発表しました。インフルエンザでの学級閉鎖は広島市では今シーズン初めてとなります。

広島市によりますと、学級閉鎖になったのは安佐南区の山本小学校です。1年2組の33人のうち、発熱などの症状によって9人が欠席し、そのうち3人がインフルエンザA型と診断されたということです。学級閉鎖は8日から10日までの3日間です。

9月にインフルエンザによって学級閉鎖が起きるのは珍しく、2009年8月31日に発生して以来ということです。

また、福山市の広島大学附属福山高校でも1年生1クラスでインフルエンザとみられる学級閉鎖がありました。福山市によりますと、発熱やのどの痛みを訴え、11人が欠席したということです。福山市でも学級閉鎖は今シーズン初めてとなります。

広島県では7日にインフルエンザ注意報を発令していて、9月に注意報を発令するのは、統計を取り始めた2005年以降、初めてだということです。手洗いの励行やせきエチケットを守るなど予防や流行の拡大防止を呼びかけています。

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