男性の性被害、福井県内でも 救済センターへの相談件数が増加傾向、医師は「氷山の一角」 

ひなぎくを利用した被害者の男女比

 ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題に注目が集まる中、福井県内の相談窓口でも男性からの被害相談が増加傾向にある。性犯罪の厳罰化などを背景に男性も声を上げやすくなった半面、相談に関わる医師は「男性は被害を隠す傾向が特に強い」と現状を氷山の一角と捉え、さらなる法整備の必要性などを訴える。

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