希望いわてと自民党を「第1会派」に位置付け 岩手県議会

 

 岩手県議会は12日、改選後初の会派代表者会議を開き、希望いわてと自民党をともに「第1会派」に位置付けると決めた。会派の人数が16人と同数になり、扱いが焦点となっていた。同様の状況となった1999年の前例を踏襲した。

 会議は盛岡市の県議会棟で非公開で開き、交渉団体会派(5人以上)で希望の郷右近浩代表、自民の岩崎友一代表、いわて新政会(6人)の工藤大輔代表、いわて県民クラブ・無所属の会(5人)の飯沢匡代表が出席した。

 出席者によると、最大会派の人数が同数で並んだ99年の自由民主クラブ(17人)と自由党(同)のケースを事務局が説明。当時は第1会派の扱いを巡って議論が紛糾し、結果的に両会派を「最大会派」と位置付けた経緯がある。

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