後半開始早々に退場者出すもシティが完封勝利。2016ー17シーズン以来の開幕6連勝達成

現地時間9月24日、プレミアリーグ第6節のマンチェスター・シティvsノッティンガム・フォレストの一戦が、エティハド・スタジアムで行われた。

プレミアリーグ5節終了時点で、唯一全勝しているマンチェスター・シティは、ミッドウィーク開催のレッドスター・ベオグラード戦からいくつかの変更を加え臨んだ。ディフェンスラインではセンターのナタン・アケ、左サイドのセルヒオ・ゴメスに代えてマヌエル・アカンジ、ヨシュコ・グバルディオルが先発した。また、前線のベルナルド・シウバはベンチからのスタートになり、ジェレミー・ドクが左サイドで先発となった。

一方、ここまで2勝2分1敗とまずまずのスタートをみせているノッティンガム・フォレストは、前節のバーンリー戦からディフェンスラインに大幅なメンバー変更を行なった。ディフェンスラインは前節の4バックから5バックへ変更し、右からオラ・アイナ、セルジュ・オーリエ、ウィリー・ボリ、ムサ・ニアカテ、そしてヌノ・タヴァレスという並びとなった。

開始早々、首位のマンチェスター・シティがチャンスを迎える。2分、アーリン・ハーランドがペナルティアーク付近でフリーキックを獲得する。キッカーを務めたフリアン・アルバレスはゴール右隅を狙うも、キックは惜しくもGKマット・ターナーに阻まれる。

さらに仕掛けるマンチェスター・シティは7分に先制に成功する。ロドリの後方からの素晴らしいパスに抜け出したカイル・ウォーカーがダイレクトでフィル・フォーデンへおとすと、フォーデンが利き足の左足で豪快にダイレクトボレー決め1ー0とする。

攻撃の勢いをさらに強めるシティは14分、右サイドの連携でペナルティエリアに侵入したマテウス・ヌネスが中央へクロスを配球する。このクロスをゴール前でフリーになっていたハーランドが頭で押し込み、前半の15分でリードを2点差に広げる。

30分にはドクが個人技からチャンスを演出する。左サイドでパスを受け、ドリブルで相手のマークをはがし、中央のアルバレスにラストパスをおくる。しかし、アルバレスのシュートはDFボリがギリギリでシュートブロックにはいり、追加点とはならない。

前半はこのままシティペースで進み2ー0で終了する。アウェイのノッティンガム・フォレストは39分にヌーノ・タバレスの負傷交代など、全く良いところなく、シュート1本で前半を終える。

後半は開始早々に思わぬ形でシティが10人での戦いを強いられることになる。46分、ロドリがモーガン・ギブス=ホワイトとの激しいボールの奪い合いの末、ギブス=ホワイトを突き飛ばしたと見做され、退場処分となる。この一連のプレーでギブス=ホワイトにはイエローカードが提示された。

直後の50分、数的優位となったノッティンガム・フォレストがチャンスを迎える。前線からのハイプレスでボールを奪うと、タイウォ・アウォニーのおとしをギブス=ホワイトがペナルティエリア内からダイレクトで狙うも、DFルベン・ディアスの体を張ったブロックに阻まれる。

流れを変えるべくノッティンガム・フォレストはFW2選手を投入する。アウォニー、アイナに代えて、プレミアリーグでプレー経験が豊富なディボック・オリギ、クリス・ウッドをセンターフォワードへ配置する。

90分+5分には、ノッティンガム・フォレストがこの日最大のチャンスを迎える。ギブス=ホワイトがペナルティエリアにクロスをおくると、途中出場のアンソニー・エランガがダイレクトボレーで狙うも、GKエデルソンのスーパーセーブに阻まれ得点とはならない。

試合はこのままスコア動かず2ー0で終了し、シティが2016ー17シーズン以来の開幕6連勝を達成した。一方のノッティンガム・フォレストは、数的優位となりいくつかチャンスはつくりだすも、無得点に終わり今シーズン3敗目を喫している。
 

◉試合結果   

マンチェスター・シティ 2ー0 ノッティンガム・フォレスト

1-0 7分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
2-0 14分 アーリン・ハーランド(マンチェスター・シティ)

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