大湾区の科学技術集積は世界2位

世界知的所有権機関が発表した「グローバル・イノベーション・インデックス2023」で「深セン・香港・広州」の科学技術産業集積(テクノロジークラスター)が4年連続で世界第2位にランクされた。9月27日の香港メディアによると、香港のランキングはアジアおよび132カ国中第5位を維持。世界ランクで17位。さらに同指数の下位2つのサブ指数において、香港は「イノベーション投入量」において引き続き世界 8 位にランクされ、「イノベーション産出量」のランキングは24位に上昇した。これについて特区政府報道官は、国家の「第14次5カ年計画」は香港の国際イノベーション・テクノロジー(I&T)センターの構築を明確に支持していると指摘。このビジョンの実現に導くため、特区政府は昨年、今後5~10年間の香港のイノベーションと技術開発の明確な発展経路と体系的な戦略計画を策定する「香港イノベーションと技術開発青写真」を発表。特区政府は科学研究インフラの整備、研究開発活動への資金提供、産学研究協力の支援、科学技術人材の収集と育成のために、過去数年間で約2000億ドルを投資してきた。さらに当局は、イノベーションとテクノロジーのエコシステムの精力的な発展を加速、強化するため、主要企業の香港進出を積極的に誘致している。報道官はまた「深セン・香港・広州」のテクノロジークラスターが4年連続で世界第2位にランクされたことは、粤港澳大湾区が技術革新と発展の無限の可能性を秘めていることを示していると指摘。特区政府は20大の精神を実践し、「第14次5カ年計画」に積極的に呼応して大湾区のイノベーションと技術の発展を促進し、大湾区と国家の発展にさらに貢献すると述べた。

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