牧之原でも「橋名板」盗難…新たな被害を防ぐ“対策”も(静岡県)

橋の名前が書いてある金属製のプレート「橋名板」の窃盗被害が相次ぐ中、牧之原市でも11枚の「橋名板」が盗まれていたことがわかりました。

「橋名板」が盗まれていたことがわかったのは、牧之原市内の3つの橋に設置された11枚で、被害額は約53万円です。

牧之原市では、2016年に50枚以上の橋名板が盗まれたことをうけ、材質を変更し、ボルトを溶接するなど対策をとっていました。

しかし、県内で橋名板の窃盗被害が相次ぐ中、市内144の橋を対象にパトロールを始めたところ、新たな被害が確認されたということです。牧之原市の担当者は、今後、橋名板を別の材質に変えるなどして新たな被害を防ぎたい、と話しています。

一方、藤枝市は、9つの橋であわせて29枚の橋名板が窃盗被害にあったことをうけ、盗難対策を講じています。「橋名板」を固定するボルトとナットを溶接するもので、新たな被害を防ぐのが狙いです。

(藤枝市建設管理課 小澤和人 係長)

「この対策で効果が発揮されて、被害件数が激減すれば成功となる」

藤枝市は150万円をかけて、10月末までに、市内101の橋で作業を完了させる予定です。

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