高速道路・地域高規格道路整備促進セミナーが18日、鶴岡市温海ふれあいセンターで開かれ、出席者が道路整備を生かした地域活性化策などについて理解を深めた。
道の駅あがの(新潟県阿賀野市)の坂井文駅長が「道の駅が地域にもたらす効果とは」と題して講演した。道の駅あがのは「阿賀野バイパス」の整備に伴い2022年8月に開設。坂井駅長は▽雇用▽市民の居場所▽地域に根ざした商品―を生み出す拠点を目指していると説明し、「作り手と消費者をつなげることが私たちの仕事」と述べた。他に地域振興に関する意見発表もあった。
国土交通省新潟国道事務所のほか、羽越、酒田、秋田の各河川国道事務所の担当職員が、日本海東北自動車道などの整備の進捗(しんちょく)状況について説明した。
日東道や新庄酒田道路などによる格子状ネットワークの事業化、早期開通に向けた機運醸成を目的に、県庄内総合支庁と庄内開発協議会が主催。約100人が聴講した。