管理を依頼された預貯金などを福山市にある金融機関の銀行口座から
勝手に引き出して横領した罪などで元弁護士の男が起訴されました。
広島弁護士会に所属していた男(56)は、2018年6月から2022年5月までの4年間で、
成年後見人として管理していた預貯金などを預けた3つの銀行口座から合わせて約2350万円を
勝手に引き出して横領した罪などに問われています。
また、横領行為の発覚を免れるため、偽造した通帳の写しを家庭裁判所に提出した罪にも問われています。
広島地検が告発を受けて任意で捜査を進め、10月16日に男を業務上横領の罪などで起訴しました。
広島地検は男の認否を明らかにしていませんが、自分で使うために横領していたとみています。