浦和GK西川周作が福岡とのルヴァン決勝へ 「向こうは初優勝をかけて戦ってくる。僕らも覚悟と責任を持った戦いに」

[写真:©超ワールドサッカー]

浦和レッズの守護神が決意を語った。

浦和は今季のルヴァンカップで7年ぶりにファイナルへ。PK戦の末に制した2016年大会以来の決勝では国立競技場を舞台にアビスパ福岡と対戦する。

浦和と同じく守りが強みのチームだが、守護神の西川周作も前日練習後、福岡の守備や直近の対戦成績からして拮抗した試合になると予想した。

そのなかで、「1点を取るのに苦労する相手だけど、僕らも失点しないのは自信を持つところ。しっかりとした入りができればと思う」と語った。

「ホームのような後押しを受けられると思うし、落ち着いてやっていきたい」とファンのサポートにも期待すると、今季の福岡戦を振り返った。

今季の両者は5月のJ1リーグで対戦し、0-0のドロー。今回も1点を巡る戦いが見込まれ、「いつも簡単な試合ではない」と警戒感を強くした。

その上で、「向こうは初めての優勝をかけて戦ってくる。僕らも覚悟と責任を持った戦いになってくるから、もう一回、2016年以来の優勝に向けてしっかりと守りたいと思う」と3度目の制覇に力を込めた。

また、「僕が(点を)取られなければPK戦までいく可能性もある」と2016年大会に続くPK決着も覚悟。豊富な経験もうかがわせつつ、90分、あるいは120分で味方がゴールを決めるのを願った。

「PK戦になってしまえば、あとは楽しむだけ。落ち着いてできるとは思う。できれば味方のゴールを後ろから見守って、そのゴールを守り切りたい」

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