珠算と電卓技術、東北の高校生競う 山形でビジネス計算大会

高校生たちが正確性などを競い合ったビジネス計算競技大会=山形市・山形商業高

 商業教育を学ぶ東北6県の高校生を対象とした「第50回ビジネス計算競技大会」が4日、山形市の山形商業高で開かれ、出場した約120人が珠算と電卓の技術を競い合った。

 本県からは山形商業と上山明新館の生徒が出場し、開会式では山形商業2年の大城結月さんが選手宣誓した。珠算競技では「読上暗算」「応用計算」「読上算」の3種目、電卓競技では「応用計算」「読上算」の2種目をそれぞれ実施した。読上算は、出題者が次々と読み上げる数字を基に計算していく内容。応用計算では為替や利息、減価償却などに関する問題に取り組んだ。

 県勢は、珠算競技の小山田一美さん(山形商業1年)が読上算で2位、読上暗算で3位に入った。

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