「何も気に入らない」アウェイで惨敗のローマ、モウリーニョ監督は選手たちに箝口令「誰も話す必要はない」

アウェイで惨敗のモウリーニョ監督[写真:Getty Images]

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、スラビア・プラハ戦の敗戦に言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

9日、ヨーロッパリーグ(EL)グループG 第4節でローマはアウェイでスラビア・プラハと対戦した。

3連勝で臨んだこの試合。勝てばグループステージ突破が見える中、試合は難しい展開に。調子が上がらない中ゴールレスで前半を終えると、50分にヴァーツラフ・ユレチカにゴールを許し失点。74分にも追加点を許し、2-0で敗れた。

これにより、ローマはスラビア・プラハに抜かれて2位に転落となった。

試合後、アンドレア・ベロッティが「個性が欠けていた」と語っていたことについて、何が足りなかったかを聞かれたモウリーニョ監督は「全てだ」とコメント。チームのパフォーマンスが勝利に値しなかったとし、選手たちには喋らせないことを決めたとした。

「あまり話したくない。メディアに話さないという選手たちの決断は、私の決断だった。ガッロ(アンドレア・ベロッティ)が話したのは、試合直後だったからだ」

「私が言うこと以上に言うことはないので、誰も話す必要はない。この結果は、スラビア・プラハにとっては良い意味で当然の結果であり、我々にとっては悪い意味で当然の結果だ」

「何も気に入らなかった。私はすでにロッカールームで選手たちと話した。試合のアドレナリンが出ている状態で来るので、普段はそんなことはしない。ただ、ピッチから遠く離れた上から試合を見たと言う事実は、私に冷静さを与えてくれた。だから、選手たちと話すことができた」

「私が言ったことは、我々の間のことだ。スラビアの選手たちには正直でありたい。彼らは2-0の勝利に値した」

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