長崎・松浦市がミス 2010万円を予定より早く引き落とす 国民健康保険税など

 長崎県松浦市は10日、国民健康保険税など978件、総額2010万2200円を、予定日より18日早く引き落とすミスがあったと発表した。
 市によると、対象者の口座から27日に引き落とす予定だったが、誤って9日に引き落とした。同日午前、市民からの問い合わせでミスが発覚。市は先月に引き落としが確認できなかった分を今月9日に振り替える作業をした際、金融機関に誤ったデータを送ったのが原因という。
 誤って引き落としたのは、国民健康保険税975件、固定資産税1件、市県民税2件。市は対象者全員におわびの文書を発送し、16日までに還付を終える予定。市税務課は「データ送信の際は複数の職員で確認するなど再発防止に努める」とした。

© 株式会社長崎新聞社