パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム組織「ハマス」との戦闘について、市民グループが11日、原爆ドーム前でキャンドルに火を灯して即時停戦の願いを発信しました。
呼びかけを行ったのは、この日のためにつくられた市民グループ「ストップジェノサイド・ヒロシマ」です。
集会を呼びかけた 広島市立大学 田浪亜央江 准教授
「とにかく今のガザでの虐殺をとにかく、もう今すぐにやめてくれ。みなさん、ふだんは声に出したりできない、その思いを抱えながら、きょう、ここに集まってくださってると思います」
参加者
「(友人の)友人が今、パレスチナに住んでいるんですけど、この月曜日頃から連絡が取れなくなってるっていう話を聞いて、少しでもその友人の力になれればなと思って参加しました」
広島市の原爆ドーム前では呼びかけに応じて集まった市民が持ち寄ったキャンドルとガラス瓶を並べて、火を灯していきました。そして「STOP GENOCIDE IN GAZA」=「ガザでの大量虐殺を止めろ」という文字を描きました。
完成したキャンドルの文字は、SNSなどで世界に発信されるということです。