1世帯あたりの購入額が日本一の福井の油揚げをPRするイベント「あげフェス2023」(福井新聞社後援)が11月11日、福井県福井市のハピテラスで始まった。揚げたての油揚げが目当ての家族連れらでにぎわった。12日まで。
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油揚げの製造会社などでつくる実行委員会が毎年開催し今年で5回目。揚げたてを提供する4社のブースには行列ができ、こんがりきつね色に揚がった油揚げを写真に収める客の姿が見られた。
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福井市の油揚げ・がんもどきの購入額が60年連続で全国1位になったことを記念して、ハチミツと塩をかけた油揚げ、油揚げの生地に紅ショウガなどを加え揚げた商品も特別に販売。JA福井県による大豆の詰め放題もあった。
厚揚げを食べ比べを楽しんだ福井市の60代女性は「食感がそれぞれ違うので驚いた。どれもおいしい」と笑顔。岸田和弘実行委員長は「来年春の北陸新幹線の県内開業に向けて、福井の油揚げをもっと盛り上げていきたい」と話していた。