長崎スタジアムシティ前年祭はじまる エンタメ、グルメを先取り 日替わりゲストも登場 19日まで

ジップラインのVR体験をする来場者=長崎市、出島メッセ長崎

 来年10月14日に長崎市幸町で開業する長崎スタジアムシティの前年祭が14日、同市尾上町の出島メッセ長崎で始まり、来場者がスタジアムシティに入居するエンターテインメントやグルメを先行して体験した。19日まで。
 スタジアムシティはサッカー専用スタジアムとアリーナ、ホテルなどの5棟で構成。前年祭は各施設の紹介をはじめ、日替わりでゲストが登場し、イベントを盛り上げる。この日は人気動画クリエーター「はじめしゃちょー」が来場した。
 スタジアムの上を滑空する日本初のジップラインをVRで体験するコーナーは、空中散歩しているような感覚が楽しめる。市内から夫婦で訪れた北川涼介さん(32)と智恵さん(31)は「景色が一望できて楽しかった。スピードは速くなくて心地いい」と声を弾ませた。
 スポーツアクティビティ施設を利用できるブースも充実。家族でフットダーツを楽しんだ桜田妃奈さん(14)は「大人も子どもも一緒に体を動かして楽しめるのがいい。開業したらサッカーを見たい」と心待ちにしていた。

フットダーツで遊ぶ来場者

 飲食は13ブースを設置。フレンチやイタリアン、クラフトビール、佐世保バーガーなどを味わえる。前年祭の入場券(1フード、1ドリンク付)は大人1200円。小学生以下は入場無料だが、フードとドリンクは別料金。追加チケットは1フード800円、1ドリンク500円。

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