作新、逆転サヨナラで初の4強 延長十回、北海(北海道)に2-1 明治神宮野球大会

延長10回タイブレーク、作新の小川亜の2点適時打で二走・石毛(中央)がサヨナラのホームを踏みガッツポーズ=神宮球場

 第54回明治神宮野球大会第2日は16日、神宮球場で高校の部準々決勝2試合などが行われ、本県の作新学院(関東)は延長十回タイブレークの末、2-1で北海(北海道)に逆転サヨナラ勝ち。1975年の第6回大会以来48年ぶりの勝利を収め、初の4強入りを決めた。

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 作新学院は先発の小川哲平(おがわてっぺい)が9回3安打無失点と好投。2番手の石毛虹晴(いしげこうせい)は延長十回に死球押し出しで1点を失ったが、その裏の攻撃で小川亜怜(おがわあれん)が1死満塁から中前2点適時打を放って逆転した。

 このほか豊川(東海)が高知(四国)に延長十一回タイブレークの末9-8で逆転サヨナラ勝ち。大学の部は富士大(東北)が上武大(関東1)に1-0で競り勝ち、環太平洋大(中国・四国)は8-1で東農大北海道オホーツク大(北海道)に快勝した。

 雨天が予想される大会第3日の17日は日程を変更し、当初予定されていた大学の部2試合を18日に順延。17日は高校の部2試合のみを実施する。この影響で作新学院の次戦も第5日の19日午前8時半からに変更となり、大阪桐蔭(近畿)-関東一(東京)の勝者と準決勝を戦う。

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