【インドネシア】アラムポート、太陽光事業で約4億円調達[公益]

ATWアラム・ヒジャウはサラナ・ムルティ・インフラストゥルクトゥール(SMI)から410億ルピアの融資を獲得した=13日(アラムポート提供)

再生可能エネルギー発電の事業開発などを手がけるアラムポート(東京都千代田区)は29日、同社が出資しインドネシアで太陽光発電パネルの設置を手がけるATWアラム・ヒジャウが、国営インフラ開発投資会社サラナ・ムルティ・インフラストゥルクトゥール(SMI)から410億ルピア(約3億9,200万円)の融資を受けたと発表した。

13日に融資契約の調印式が開かれた。ATWアラム・ヒジャウは、調達した資金をレンタルサービス用の屋根置き太陽光発電設備の建設や運営など、10件分の事業に使用する。

アラムポートによると、今回の融資は、SMIによるインドネシアの産業向け太陽光発電所ポートフォリオに対するプロジェクトベースファイナンスの、最初の事例という。

SMIのシルフィ融資・投資担当ディレクターは、今後インドネシアにおける他の屋上太陽光発電インフラへの融資の可能性をさらに追求していきたいと述べた。

ATWアラム・ヒジャウには、アラムポート、自然電力(福岡市)、NiX JAPAN(ニックスジャパン、旧新日本コンサルタント、富山市)、地場ATWグループが出資している。

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