タイガース38年ぶり日本一感動再び トロフィーやペナント、岡田監督サインなど特別展示 西宮・甲子園歴史館

阪神タイガースが38年ぶりに制した日本シリーズのトロフィーやペナントが並ぶ会場=西宮市甲子園町

 プロ野球・阪神タイガースの38年ぶりの日本一を記念する特別展示が12日、兵庫県西宮市甲子園町の甲子園歴史館で始まった。日本シリーズのトロフィーやペナント、岡田彰布監督が「道一筋」とサインしたロゴパネルなどが並び、初日から大勢のファンが詰めかけた。

 会場では日本シリーズ第6戦でノイジー選手が放ったホームランボールや使用バット、MVPに輝いた近本光司外野手(淡路市出身)の選手賞トロフィーなども展示。写真パネルやスポーツ紙の1面などで日本一までの歩みを振り返ることができる。

 今シーズンに選手が使ったグラブやスパイクもあり、入場者が熱心にスマートフォンで撮影していた。埼玉県から駆け付けたファン歴約50年の男性(58)は妻(47)と展示品に見入り、「トロフィーに選手一人一人の表情が浮かんで見えた。重みというか、威厳を感じますね」と感慨深そうに話した。

 来年1月28日まで。午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜と12月27日~1月3日は休館。一般900円、高校生700円、4歳~中学生500円。展示品や期間は変更される可能性がある。甲子園歴史館TEL0798.49.4509 (地道優樹)

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