三宮地下街「さんちか」、改装中の2番街が2月末オープン 兵庫初進出含む12店

新たな2番街のイメージ。店舗は全て区画を囲む通路に面する(神戸地下街提供)

 神戸・三宮の地下街「さんちか」を運営する神戸地下街(神戸市中央区)は12日、リニューアル工事が進む2番街を来年2月29日にオープンすると発表した。服飾や飲食など兵庫県内初進出5店を含む12店が入る。キャッチコピーを「ナガレ、かえよ。」とし、新たなにぎわいの創出を目指す。

 12店はいずれも区画を囲む通路に面して配置。カフェの「上島珈琲店」や「メードイン ピエール・エルメ」(県内初出店)のほか、「ロペピクニック パサージュ」(同)、「ラブラリー バイ フェイラー」(同)などの服飾や雑貨、アクセサリーなどの店舗が入る。イベントなどを行う「夢広場」も開放的なデザインに刷新する。

 同県芦屋市出身のデザイナー河崎圭さんが手がけた2番街のロゴも発表。街区の通路をモチーフに、新たなさんちかを表現した。

 さんちかでは昨年4月、1、2番街の大規模改修に着手。1番街と、1番街の中に新設する南北通路は25年春の完成を予定する。(赤松沙和)

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