鈴木淳司総務大臣が辞表を提出 就任3か月で事実上の更迭 “派閥全体の問題として身を引く” 裏金問題 

自民党安倍派の政治資金パーティーの裏金疑惑を巡り、愛知7区選出の鈴木淳司総務大臣が辞表を提出しました。

愛知県瀬戸市出身の鈴木総務大臣は14日朝、総理官邸を訪れ辞表を提出しました。

鈴木総務大臣はことし9月の内閣改造で初入閣したばかりですが、3か月で事実上の更迭となります。

安倍派に所属する鈴木総務大臣は、政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑について、自身はパーティー券の販売ノルマを超えたことがなく、キックバックはないと否定していました。

(鈴木淳司総務大臣)
「還流(キックバック)という問題について意識も発想もなかった。清和会(安倍派)の人間として引き続き閣内にとどまることは国政の遅滞をまねく」

鈴木総務大臣はキックバックを改めて否定し、自身の問題ではなく派閥全体の問題として身を引くと強調しました。

© CBCテレビ