福井県と福井市は12月26日から、県内外の人気スイーツなどが購入できる「ビューティー＆スイーツフェス」を同市の西武福井店で開催。同店の長期的な営業継続に向けた後押しなどを図る事業で、来年2月5日まで。
そごう・西武が米投資ファンドに売却され当面維持となった福井店の営業支援のほか、再開発が遅れているJR福井駅付近の活性化に向け、県が9月補正予算で3800万円を計上。福井市もコロナ禍で落ち込んだ集客回復事業として950万円を計上した。
フェスでは、福井県内8店を含め東京や神戸、長崎などの人気のスイーツ店19店が週替わりで出展。北陸新幹線県内開業に向けて新製品開発に取り組む中小企業などを対象とした、ふくい産業支援センターの「ふくいの逸品創造ファンド」の助成を受け開発した商品もあり、にぎわい創出とともに県内の和洋菓子店の商品PRの場としても活用する。
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西武福井店周辺の指定店舗でアパレル商品などを購入すれば同フェスのスイーツがもらえる連携企画もあり、県の担当者は「西武福井店と周辺エリアの親和性を図り、消費拡大につなげていきたい」と話す。
来年1月16日からはスイーツに加え、韓国で人気の化粧品12ブランドの販売も始まる。
