受験シーズン到来 東桜学館中、24年度開校の致道館中で入学試験

試験時の注意事項を確認する受験生=東根市・東桜学館

 県立中学校の2024年度入学者選抜が6日、県内2会場で行われ、東桜学館中(東根市)と、24年度開校の致道館中(鶴岡市)を志願する計381人が試験に挑んだ。今月13、14日には大学入学共通テストが行われ、本格的な受験シーズンに入る。

 両校とも定員は99人。受験者は東桜学館中が166人で倍率1.68、致道館中が215人で倍率2.17だった。

 東桜学館中は同校、致道館中は鶴岡北高を会場とし、午前9時半から適性検査(筆記)と作文、面接が行われた。

 適性検査では、最上川や松尾芭蕉といった身近な題材から基本的な知識を問うものや、照明センサーの正確なプログラムを考えさせ、論理的思考力を測る問題が出題された。動画をホームページで公開する際のルールを問う問題もあった。英語はリスニングを実施した。

 合否の通知は12日に学校側から発送される。

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