山肌彩るロウバイ 茂木・城山公園で早くも見頃

城山公園の遊歩道を彩るロウバイ

 栃木県茂木町中心市街地北部の小井戸の城山公園のロウバイが早くも見頃となり、山肌を彩っている。

 茂木城跡の南斜面のたばこ神社周辺に植えられた約120本が黄色の愛らしい花を付け、15日時点で八分咲き。一帯に淡い芳香が漂い、訪れた人たちを早春の気分に誘っている。

 この日昼前には公園直下の茂木保育園の園児たち約35人がロウバイに囲まれた遊歩道を歩き、元気な声を上げていた。鈴木陽(すずきはる)ちゃん(6)は「甘い匂いがした」と笑顔を見せた。

 町観光協会によると、今季は例年より1週間から10日ほど開花が早い。「2月上旬ごろまで楽しめる」という。(問)同協会0285.63.5644。

城山公園の遊歩道を彩るロウバイ
城山公園の遊歩道を彩るロウバイ

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