広島県福山市の幼稚園で、「豆まき」があり、子どもたちは元気いっぱい鬼に豆をぶつけました。
福山市の誠信幼稚園です。最初に園児たちはクイズに答えて季節の変わり目に弱くなる心を退治する節分を学びました。
そこへやってきたのは、年長のおよそ30人が扮した小さな鬼たち。園では毎年豆まきをしていますが鬼役は年長児が務めます。悪さをしない「やさしい鬼」と呼んでいます。
年中、年少の子どもたちは、豆に見立てた新聞をやさしい鬼の顔に当てないよう、首から下に投げます。
やさしい鬼の中に大人の鬼が混じっていて、泣き出す子もいました。
コロナ禍の豆まきは、教室の外で密にならないように距離を取っていましたが、ことしは4年ぶりに室内で元通りの行事となりました。
園児「なげるところがたのしかったです。」「(来年は年長でどんな鬼に?)かわいいおにになる。」
子どもたちは豆まきで強さとやさしさを学びました。