【那須】高久小で13、14の両日、犬との触れ合いを通して命の大切さや他者への思いやりの重要性を学ぶ授業が行われた。
町教委が町内の小中学校に毎年2月に行う「命の週間」の授業の一環。全国の小学校で犬を介在した体験授業を行う一般社団法人「マナーニ」(東京都港区)が協力した。
授業は両日合わせて1〜4年生計約60人が参加。事前に「急に触らない」などの約束事を決め、ポメラニアン、ゴールデンレトリバー、セントバーナードの3匹と触れ合った。
児童は犬とコミュニケーションを取ろうと、手のにおいをかがせてあいさつをしたり、優しくなでたりするなど、さまざまな工夫をこらした。
3年高根沢龍ノ介(たかねざわりゅうのすけ)君(9)は「最初は犬は怖いと思っていたけど、一緒に遊んで仲良くなれたと思う」と話した。