能登空港に宿泊施設 支援者向けに134人分、年度内供用

 復旧・復興の支援者向けに、県は能登空港敷地内に宿泊拠点を設ける。プレハブで82室134人分を整備し、年度内の供用を目指す。馳知事は「支援者の活動環境の改善なくして復興は進められない」と述べた。

 同空港を含む宿泊拠点の設置費として15億4300万円を計上した。地震後、県内には国や自治体の応援職員、インフラ業者などが多数被災地に入り、道路復旧や避難所の運営支援に従事している。これらの人々が車中泊や役所の通路などでの寝泊まりを余儀なくされている現状を改善する。

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