「絶対合格するぞ」 受験シーズンで絵馬ずらり 芳賀の天満宮

境内にずらりと掛けられた合格祈願の絵馬=17日午前10時25分、芳賀町西水沼

 受験シーズン本番の中、学問の神様・菅原道真(すがわらのみちざね)を祭る栃木県芳賀町西水沼の天満宮には、高校や大学などへの合格を祈願する受験生や家族らが参拝に訪れている。

 境内の絵馬掛けには志望校名と共に「受かりますように」「絶対合格するぞ」などと書かれた絵馬がずらりと奉納されており、越口正一(こしぐちしょういち)宮司(72)は「今は3月の高校入試の合格祈願が多い」という。

 17日も、道真公などが描かれた絵馬に願い事を書き込んだ受験生らは、絵馬掛けにしっかり結びつけた後、目を閉じて手を合わせていた。福島県南会津町糸沢、団体職員広野純一(ひろのじゅんいち)さん(63)は「高校受験を控える孫のために訪れた。本番では自分の力を発揮してほしい」と合格を願っていた。

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