県、災害ボランティア派遣 第1陣、七尾へ30人

新田知事(左)の激励を受けるボランティア=富山県庁

  ●知事「被災者のため活動を」

 能登半島地震を受け、富山県が募集した災害ボランティアの第1陣の出発式は17日、県庁で行われ、七尾市に向かう19~66歳の30人が被災地支援に尽くすことを誓った。新田八朗知事は「安全と健康に気を付けながら被災者のために活動してほしい」と激励し、隣県からのサポートに期待を寄せた。

 第1陣には県内を中心に埼玉や長野など県外からの参加もあった。七尾市で災害ごみの片付けや運搬などを担う。参加者を代表して米澤一穂さん(47)が「みんなで協力しながら活動に当たり、無事に帰ってきたい」とあいさつした。バスに乗り込んだ参加者は、新田知事らに見送られて現地へ向かった。

 18日には、第2陣の30人が派遣される予定となっている。

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