岡田圭右「松竹芸能は設立以来の大ピンチ」と決起集会企画も代金を“吉本”所属の千鳥・大悟にまさかの依頼

お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右が5月27日放送の『大悟の芸人領収書』に出演。芸能事務所・松竹芸能の命運を握る領収書にまつわるエピソードを披露した。この番組は大悟がタレント、芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうという企画。

「この領収書が松竹芸能を救うんです」と岡田が提出したのは中華料理店のコース料金20人分、総額13万2000円の領収書。「我が松竹芸能は、設立以来の大ピンチ!」と豪語する岡田は、松竹芸能に所属していた人気芸人が次々と事務所を退所している現状を憂い、所属芸人による決起集会を企画しているという。

ここで、なぜ松竹芸能を退所する芸人が多いのかについて話題が及ぶと、大悟が松竹芸能所属のヒコロヒーから聞いた話として「悩み相談を、松竹の先輩は誰も聞いてくれない」と言っていたという。これには松竹芸能所属なすなかにし・中西茂樹も、納得の表情で「ほんまそうなんですよ、言うても岡田さんもそうなんです」と事務所の先輩である岡田とのエピソードに触れた。「ご飯連れってくださいって言うじゃないですか。モーニングやったら連れてったるって」と暴露。この発言に大悟は岡田へ「誰がモーニングで今後の自分の人生語るんすか」とツッコミを入れた。

こうした同じ事務所の若手たちの気持ちを改めて確認しようと岡田が企画したのが、中華料理店での決起集会であり、この収録の3日後に予定しているという。この代金を大悟に支払ってもらおうとしている岡田に、大悟は「吉本(興業所属)のワシが出したら、会社終わるで」と釘を刺したが、岡田は「吉本あっての松竹や、松竹あっての吉本や」という“暴論”で対抗。

その後、大悟が「マジでええんか?」と念押しした上で「マジでいいよ、ワシが現金で出すよ」と衝撃の一言。これには出演者一同も驚きを隠せなかったが続けて「その代わり一生言うで?“あの時の松竹を救ったのは吉本の千鳥の大悟”だって、全員に言えよ」と言うとスタジオは大笑い。大悟は最終的に、承認するかしないかの決断を岡田に委ねると、岡田は苦もんの表情を浮かべながらも「承認お願いします」と頭を下げた。岡田の発言にスタジオは騒然。「目的は何なんですか!」「松竹を潰そうとしてるのは岡田さん」などと厳しい声が上がるなか、中西も目に涙を浮かべつつ「猛烈に退所したい」と岡田を批判した。涙ぐむ後輩の姿に、岡田は考えを改め「俺が払うわい!」と宣言。さらに「事務所を使って小手先の笑いに走ってもうた」と反省していた。

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