岩手県花巻市の初秋を彩る花巻まつりは9月13~15日、同市上町のおまつり広場を主会場に開かれる。風流山車やみこしのパレード、鹿踊(ししおどり)演舞など繰り広げる。
実行委(会長・上田東一市長)の総会が27日、同市若葉町の市文化会館で開かれ、委員約60人が実施計画などを決めた。今年は熱中症対策を強化し、出演者の演舞時間や経路を短縮するほか、水分補給時間を確保する。詳細は今後詰める。
まつりは昨年、新型コロナウイルス禍を経て4年ぶりに通常開催。山車12台、みこし85基が運行し、2019年を4千人上回る12万2千人が来場した。上田市長は「昨年は山車だけでなくみこしも復活し、大変喜んでもらった。今年も素晴らしい祭りになることを期待している」と述べた。