1983年6月に発売されたポリスの5thアルバム『Synchronicity』の発売40周年を記念して、同作の特別企画盤が2024年7月26日にリリースされることが決定した。この作品については、バンド・メンバーも参加して3年かけて制作された。

日本ではCD2枚組の通常盤に加え、スティングによる未公開オリジナル・ソング・デモを含む未発表トラックを多数収録、書き下ろしライナーノーツやインタビュー、貴重なアーカイブの画像や未公開写真を収録したCD6枚組の完全限定盤スーパー・デラックス・エディションの2形態で発売される。

通常盤のDISC1にはオリジナル・アルバムの最新リマスター、DISC2には全曲初CD化となるBサイド・トラックやボーナス・トラックが収録。

完全限定盤のスーパー・デラックス・エディションには通常盤の内容に加え、デモ音源やオルタネイト・ミックス、インストゥルメンタル・ヴァージョンなどが収録されたDISC3-4（未発表音源）、1983年9月にオークランドで収録されたライヴ音源が収録されたDISC 5-6（未発表音源）が追加される。また、ブックレットには書き下ろしライナーノーツやインタビュー/対訳、貴重なアーカイブの画像や未公開写真が64ページにわたって掲載される予定。

名曲と名盤

『Synchronicity』は全世界で1,500万枚以上を売り上げ、収録曲「Every Breath You Take（見つめていたい）」はBMI(米国作曲家作詞家出版者協会)の発表によれば、ラジオ史上最も多く再生された曲となり、1,500 万回以上も放送されている。

アルバムと「Every Breath You Takeは、1984年度グラミー賞にて5部門でノミネートされ、最優秀楽曲、最優秀ロック・パフォーマンス賞（デュオ/グループ）、最優秀ポップ・パフォーマンス賞の3冠に輝き、米ローリング・ストーン誌は『Synchronicity』を「ポリスの最高作」と絶賛している。

現在の活動

ポリスは結成から40年以上経った今でも、バンドのメンバー3人全員が活動を続けている。スチュワート・コープランドはポリス・ダイアリーを出版、ポリス・ディレンジド・コンサートで世界中をツアーし、今年10月から11月にかけて新たなスポークンワード・ショー“Have I Said Too Much?”で全英ツアーを予定している。

アンディ・サマーズはポリス時代を中心とした写真集を何冊か出版していて、現在「Cracked Lens + A Missing String」ショーで全米ツアー中。

スティングは今年もアメリカとヨーロッパをツアー中だ。

Written By uDiscover Team