交通政策対策チーム発足 福島県いわき市 部署横断的に課題解消目指す

内田市長(右)から辞令を受ける職員

 福島県いわき市は28日、地域の交通課題解消を目指し、部署横断的に対策を検討する「交通政策対策チーム」を市役所内に発足させた。

 チームは市長をトップとし、公共交通課や地域振興課、学校教育課など11課で構成する。それぞれの部署が所管する業務と関わる公共交通の課題を洗い出し、定期的に会議を開いて対策を練る。

 発足式を市役所で行い、各課の課長補佐職11人を交通政策担当として任命した。辞令を手渡した内田広之市長は「交通課題解消に向けて抜本的な対策が必要だ。各部署の課題と照らし合わせて意見を出してほしい」と呼び掛けた。

(いわき版)

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