機械と橋の間に挟まれ東京の作業員男性(56)が窒息死 岩手・花巻市発注工事で 落下防止シート張る作業中

30日午後、岩手県花巻市で橋の補修工事を行っていた男性作業員が機械と橋の間に挟まり死亡しました。

亡くなったのは東京都小平市のアルバイト・佐藤公俊さん(56)です。
警察と消防によりますと30日午後1時20分ごろ、花巻市藤沢町の県道に架かる橋の補修工事の現場で佐藤さんが高所作業車と橋の底に挟まっているのを、別の作業員が発見し消防に通報しました。佐藤さんは心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。死因は窒息でした。
工事を発注した市によりますと、佐藤さんは事故当時、作業中の橋からコンクリートの破片が落ちないように落下防止のシートを張る作業をしていたということです。警察が事故の詳しい原因を調べています。

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